造船所入構ガイド:造船所で働くために必要な入構手続きとは?(横浜事業所編)

【引用元:ジャパンマリンユナイテッド株式会社HP(https://www.jmuc.co.jp/company/location/】)

山電横浜事業所での就労が決定したら、入構手続きが必要になります。
以下に、準備すべきものや手続きの流れをわかりやすくまとめました。これを参考に、スムーズに新しい職場でのスタートを切りましょう!

1. 入構前の準備

事前に用意するもの

入構手続きには以下の書類や保護具が必要です。事前に忘れずに準備してください。

  • 必要書類
    • 証明写真(3枚)
      入門証などに使用します。
    • 住民票(本籍記載あり)
      入構書類作成に必要となります。事前に役所にて取得し持参ください。
    • 身分証明書
      運転免許証やマイナンバーカードなど、個人を確認できるもの。
    • 資格免許証
      必要な業務に応じた資格を証明する書類。
    • 健康診断結果表
      3か月以内に受診したものが必要です。
  • 保護具類
    • 墜落制止用器具(安全帯)(新規格のもの)
    • 甲プロテクター付き安全靴
      ※準備が難しい場合は、事前に申告すれば購入サポートが受けられます。

2. 入構手続きの流れ

以下は初日の具体的な流れです。必要な手続きを順を追って完了させましょう。
※初日の出社は寮から先輩技術者が同行したり、担当社員が入門ゲートで待ち合せるなどで造船所に入ります。

集合~事務所へ移動

場所はこちらのジャパンマリンユナイテッド株式会社横浜事業所磯子工場の正門ゲート前に集合ください。

指定時間に入場ゲートで事業所案内担当者がいますので説明を聞き、入場の立入の許可証に記入しゲートを通過します。

構内循環バスで事業所へ移動

構内は広く、入場門から協力会ハウスまでは距離があるため構内循環バスを利用します。
入場ゲートより100mほど先にバス停があるのでバスに乗車します。敷地一番奥の停留所「ドックハウス」で降車します。
※当日の状況によって車で移動する場合もあります。

安全教育の受講

協力会ハウスの隣の建物(内業工場)に移動し入構者安全教育をうけます。
場所:内業工場2F社員食堂隣 安全教育室
8時15分より開始し、所要時間は約一時間です。

構内で怪我災害が起きないよう、安全ルールについて元請会社様の安全衛生グループ担当よりスライドで説明を受けます。
ヘルメットの付け方、安全帯の使い方、はしごの昇降の仕方など、起こり得る事故や事例などを用いて説明されますのでしっかりと話を聞きましょう。

受講後は自分の書類と安全教育修了のシールを受け取り、シールはヘルメットに貼り付けて協力会ハウス3Fにもどります。書類は山電の責任者に渡してください。

就労規則確認

安全教育後、9時半ころより当社の就労規則等の説明があります。2F食堂に移動します。
就労規則について説明を受け、雇用契約書、請負契約書(個人事業主のみ)、就労規則誓約書に確認サインをします。
最後に出退勤管理システムに指紋を登録します。

これで入構の手続きは完了です。安全具を装着し、現場へ向かいます。

現場配属

当社の入構教育が済みましたら現場責任者(班長)のところに行き、指示を受け仕事に取り掛かります。
配属時の状況によって受入現場の職長による安全教育も実施されます。

安心して新しい職場でのスタートを!

入構手続きは多岐にわたりますが、一つひとつ丁寧に進めれば安心です。不明点があれば、早めに担当者に相談し、スムーズに進行させましょう。

株式会社 山電は、北海道から長崎県まで、様々な造船所およびプラントにて工事を受注しています。山電の求人をぜひご覧ください。

さいごに

株式会社山電のホームページにお立ち寄りいただきありがとうございました。希望の仕事は見つかりましたでしょうか?

長崎県佐世保市で職人として造船に携わるところからスタートし、「一緒に働きたい」という職人さんから少しずつ声がかかり、「これをお願いしたい」と元請様から依頼されることが増え、個人事業主から法人へと事業を拡大して参りました。長崎から出て横浜の造船所にて信頼を獲得することができ一次の協力会社として技術力でサポートしています。

現在では、全国有数の造船所そして発電所にも技術力を提供できるようになりました。働いてくださる職人の方々が豊かな生活を送れるように、元請様にはしっかりと交渉して仕事をいただいています。そしてその仕事を、職人の皆様の努力によって信頼を獲得でき、好条件で安定した仕事をいただくことができるようになりました。会社の発展に寄与していただいている職人の皆様には本当に感謝しています。

この業界は現場に合わせて柔軟に対応する必要があるためとても大変だと思いますが、大きな船や発電所を作ったり修理したりといった作業はAIやロボットには置き換えることが難しい仕事でもあります。

ぜひ私たちと一緒に、日本の防衛と物流を支える造船業と、生活に必要な電気を生み出す発電プラントに必要とされている技術力を提供していくことで日本社会を支えていきましょう。

この機会があなたにとって良い仕事そして良い生活のきっかけになりましたら幸いです。皆様からの応募を心よりお待ちしています。

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