株式会社 山電は、日本全国で多くの現場を抱えており、多くの職人さんが日々様々な仕事をしています。
山電は全国の造船所や発電プラントから仕事を受注し、仕事を提供しているのですが、その多くの職人さんが個人事業主として山電に所属しています。
現在、会社員で
- 溶接や電気工事などの技術は身に付いているが収入に納得がいかない
- 会社の先輩や上司とうまくいっていない
- ずっと今の会社で勤めるには不安がある
と思っている方には個人事業主という働き方があっているかもしれません。
そこで今回は個人事業主で働くことのメリットを7つご紹介します。
個人事業主で働く7つのメリット
1)時給単価が高い
社員の場合は、会社の給与体系によって報酬が決まるため、頑張っても収入が頭打ちになるが個人事業主は働いた分が収入に反映されます。
2)単価交渉が可能
自分が貴重な人材であると認識してもらえれば、その価値相応の時給単価へアップすることも期待できます。日頃から自分の価値を高め、現場から「手放したくない存在」になるようにしましょう。
3)仕事や働く場所を選べる
仕事を受けるかどうかを自分で決められ、どこで働くかも自由。地域性や収入、仕事内容に魅力があるところがあれば自ら働く場所を変えることができます。
特に山電では、北海道から九州まで、造船だけでなく発電プラント、そして職種や時給単価も様々な職場があるので希望によって転属できることから職人の流動性がとても高い会社です。
4)支出を必要経費として計上できる
旅費、消耗品費、交際費、損害保険、租税公課、家賃、光熱費/通信費など仕事に関わる支出を必要経費として計上できます。適切に経費申請をおこなえば、課税対象額を減らせる
5)定年がない
人生100年時代です。働く意欲や体力が続く限り、60代・70代でも働くことができるのが個人事業主です。
6)上司がいない
攻撃的な上司からパワハラのような扱いを受けることがありません。自分の上司は自分です。山電は管理者はいますが上司という存在ではなく、仕事を確保するパートナーであり、良き相談相手となって課題を解決してくれる存在です。
7)人を雇うこともできる
人脈ができれば自分は現場を離れ、人を雇って働いてもらう社長業へシフトすることも可能です。
個人事業主からスタートし、地元の知り合いを職人として連れてきてチームで仕事を請け負うような山電とパートナー契約を結ぶ方も出てきています。
個人事業主で働くことのデメリットもある
国民健康保険に加入
会社員でなくなると保険証がなくなります。そのため役所に行って国民健康保険へ加入する必要がでてきます。
収入が上がる分、保険などの支出は若干あがりますが、メリットにも記載した経費計上などで課税対象額を減らせるので最終的な手取り額はアップします。
確定申告が必要
毎年、確定申告をしなければいけません。会社員であれば納税は会社にまかせておけばよかったのですが、個人事業主は自分で申告する必要があります。カードや口座と紐づけて自動で仕訳してくれるようなかんたんな確定申告ソフトもありますのでそれらを利用するなどして、作業負荷を下げるなどの工夫をすると良いでしょう。
まとめ:個人事業主で働くメリットは大きい
個人事業主として独立し、技術を身に付けると働き方というのはとても自由になってきます。
ただ、個人事業主での一番の不安というのは収入の安定の部分かと思います。
山電は、日本有数の造船所の協力会社として多くの仕事の枠をいただいています。また、現在は発電プラントでも評価をいただき、現場が年々増えていっている状況です。
山電に所属する職人さんみなさんが地域性や収入、仕事内容で自由に仕事を選び、豊かな生活を送れるようにこれからも仕事を探し続け働く場所を提供していきます。